MS、セキュリティ警告サービスでより詳細な情報を提供へ

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-05-17 15:59

 Microsoftは米国時間5月16日、ユーザーに対して直近のセキュリティパッチを通知する自社のサービスでより詳細な情報を提供していくことを明らかにした。

 MicrosoftのAdvance Notification Service(ANS)は毎月第1木曜日に、翌週の火曜日にリリースされるセキュリティパッチについての情報を、同サービスに登録したユーザーに対して提供している。Microsoftは現在、セキュリティパッチに関するある程度の情報をまとめて、例えば深刻な脆弱性の件数といったかたちで提供している。しかし同社のSecurity Response Centerブログによれば、6月7日以降、事前通知の各セキュリティ情報をより詳細なものにするという。

 Microsoftは特に、各脆弱性に関するセキュリティ情報において、その最大危険度や影響、検出に関する情報、影響を受けるソフトウェアについての情報を提供していくという。Microsoftによると、説明は正式なセキュリティ情報の骨子のみとし、正式なセキュリティ情報が火曜日にリリースされた後にその情報を改めて提供することになるという。

 Microsoftはさらに、セキュリティ情報をより有用なものとするためにレイアウトを変更することにしており、見本をオンラインで公開している。セキュリティ警告サービスへの登録は、MicrosoftのANSサブスクリプションサイトで誰でも行うことができる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]