リアルコムは5月22日、Lotus Notes用ログ収集ツールの最新版「REALCOM Notes Watcher V2.0」の出荷を開始した。Dominoサーバ1台当たりの税別価格は、Windows版が60万円、UNIX/AIX/Solaris版が120万円からとなる。
Notes Watcherは、グループウェアLotus Notesの文書に対するアクセス履歴を、ログとして収集できるLotus Notes用のアドオンソフトだ。文書の閲覧や更新、削除といった操作を記録することで、監査証跡や利用状況分析などに利用できる。
最新版では、ログ収集速度を高速化し、既存版「Notes Watcher V1.3」の2倍に相当する毎秒100件とした。スケジューラ機能を新たに搭載し、エントリ更新や分析レポート、アーカイブといった各種作業を自動化できる。
また、顧客がカスタマイズしたSQLの実行も可能となり、固有の要件に合わせたログ分析レポートやログ保管ルールの設定が行える。対応環境として、Solaris10、DB2 9、SQL Server 2005を追加した。Lotus Notes 8は、出荷後に対応する予定。
リアルコムでは、中規模から大規模のNotesユーザーに対し、1年間で50社、150ライセンスの出荷を目指す。