三井情報は、Google検索アプライアンスの機能を実際に体験できるデモンストレーション用ウェブサイトを構築した。三井情報が5月23日に明らかにしたもの。
これまで、三井情報はGoogle検索アプライアンスを顧客に貸し出し、導入前の検討を支援してきた。しかし「機器の設置や設定や動作確認用サーバの準備、貸出可能台数の限界などにより、顧客を長く待たせる状況が続いていたため、パートナー向けデモンストレーション用ウェブサイトの構築に踏み切った」(同社)という。
デモンストレーション用サイトは、日立ソフトウェアエンジニアリングがシステムの運用や監視、保守などを請け負うManagement Service Provider(MSP)サービス「Secure Online統制IT基盤提供サービス」を利用して構築した。これにより、インターネットVPNを介して、Google検索アプライアンスの機能を試用できるようになった。
三井情報では、「顧客ごとにデモ環境を構築する手間やサーバや機器の設置や設定を省くことが可能となり、デモ構築に要する費用と期間を大幅に削減することができた」としている。