業界タイムマシン19XX--Trip4:アップルジャパンの早暁 - 2/6

大河原克行

2007-06-15 08:00

 ……ようこそ、「業界タイムマシン」のコックピットへ。私は、ナビゲーターの大河原克行です。このコーナーでは毎回、IT業界の歴史を、当時の写真を交えながらご紹介していきます。
 さて、今回のテーマは、「アップルジャパンの早暁」です。
 1983年に設立されたアップルコンピュータジャパンは、来年設立25周年を迎えようとしています。マックやiPodで、いまや多くの人に支持されているアップルですが、日本法人が設立された当時は、一部の先進ユーザーやマニアユーザーが好んで利用する一風変わったパソコンという印象でした。その後のiMacの発売などによって、マックは着実に日本に浸透し、日本法人が果たす役割も大きくなってきました。今回は、アップルジャパンの歴史を、写真とともに振り返ってみましょう。
 それではこれから、あなたをIT業界の過去へと誘います……。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)
 本当の意味で、アップルコンピュータジャパン(以下、アップルジャパン)が稼働したのは、この時だったといっていい。1989年3月、アップルジャパンの新社長に武内重親氏(中央)が就任した。写真は、この時の会見の様子だ。東芝ヨーロッパの上級副社長から転身した武内氏は、アップルジャパン初の日本人社長。ソニー出身の副社長である堀昭一氏(左)とともに、日本法人を切り盛りしていくことになる。武内社長の右は、上部組織のアップルパシフィック社長であるDelbert Yocam氏。「いまこそが日本法人設立の時。日本で事業を行う基盤ができた」と挨拶した。なお、武内氏は、その後日本ヒューレット・パッカード取締役やノベルの社長を経て、ベンチャー企業の設立などに関与。また、堀氏は、インフォミックス、SASなどを経て、現在はノベル社長。図らずも、歴代ノベル社長のツーショット写真になっている。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)

 本当の意味で、アップルコンピュータジャパン(以下、アップルジャパン)が稼働したのは、この時だったといっていい。1989年3月、アップルジャパンの新社長に武内重親氏(中央)が就任した。写真は、この時の会見の様子だ。東芝ヨーロッパの上級副社長から転身した武内氏は、アップルジャパン初の日本人社長。ソニー出身の副社長である堀昭一氏(左)とともに、日本法人を切り盛りしていくことになる。武内社長の右は、上部組織のアップルパシフィック社長であるDelbert Yocam氏。「いまこそが日本法人設立の時。日本で事業を行う基盤ができた」と挨拶した。なお、武内氏は、その後日本ヒューレット・パッカード取締役やノベルの社長を経て、ベンチャー企業の設立などに関与。また、堀氏は、インフォミックス、SASなどを経て、現在はノベル社長。図らずも、歴代ノベル社長のツーショット写真になっている。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)

写真提供:大河原克行

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