リレーショナルとXMLの2つのデータに対応
Databaseコンポーネントが利用できるようになったら、さっそく問い合わせを実行してデータベースからデータを取り出そう。ここでは、xfy Enterprise Edition 1.5 Test Driveで用意されているDatabaseコンポーネントの利用例「Customer Sheet」を元に、その内容を見ていく。
Customer Sheetでは、データベースの2種類のテーブルに対してそれぞれ問い合わせを実行し、返されたデータを散布図と表の形式で表示している。このとき対象となるテーブルの1つ“SELLING_DATA”には、次のように項目名、注文日付、出荷先、単価といった取引に関するリレーショナルデータが収められている。
もう1つのテーブルは、XMLデータを収める“SALES_INFO”である。こちらには、見積日/注文日、見積内容/注文内容、担当者などの見積りと注文に関する営業情報がXMLデータで収められている。
また、Customer Sheetでは、[Company name]での表示名を変更した後に表示内容を更新することで、データベースへの問い合わせが再実行され、他の取引先のデータが表示される。つまり、[Company name]に指定する取引先名がデータの抽出条件になっている。