XHTMLドキュメント上にコンポーネントを配置
このようにデータベースに問い合わせを行い、2つのテーブルのデータを表示するCustomer Sheetは、前回「第3番:再利用」でも示したXHTMLドキュメントで実現している。
まず、取引先名を入力する[Company name]は、1行2列の表として実装する。xfy Enterprise Clientで、[表]メニューから[表の挿入]メニューコマンドを実行し、表示された[表の挿入]ダイアログボックスを使ってヘッダとフッタのない表を作成する。
次に、XHTMLドキュメントにDatabaseコンポーネントを挿入する。[挿入]メニューで[XMLオブジェクト]メニューコマンドを選択して、[XMLオブジェクトの挿入]ダイアログボックスを表示する。そして、[参照]ボタンをクリックして[XMLデータの選択]ダイアログボックスを表示し、[テンプレート]から[Database(DB2)]を選択して[挿入]ボタンをクリックする。これで、DatabaseコンポーネントのURLが[XMLオブジェクトの挿入]ダイアログボックスの入力フィールドに追加される。XMLオブジェクトの属性を“埋め込み”にして[OK]ボタンをクリックする。
[XMLオブジェクトの挿入]で[OK]をクリックすると、XHTMLドキュメント上に[クエリジェネレータ]という名のボタンが配置される。この[クエリジェネレータ]ボタンによって、データベースへの問い合わせ内容をウィザード形式で作成する“クエリジェネレータ”を呼び出す。