NTTデータ関西「dotFAX」とウイングアーク「SVFX-Designer」が連携

CNET Japan Staff

2007-06-20 08:15

 NTTデータ関西とウイングアーク テクノロジーズは6月19日、両社の製品を組み合わせたファクスソリューションを共同で提供すると発表した。

 新ソリューションでは、NTTデータ関西が提供するファクス送受信機能を企業システム内に組み込むサーバソフト「dotFAX」と、ウイングアークの帳票ソリューション「SVFX-Designer」を連携させる。

 具体的には、SVFX-Designerで生成されたPDFデータを、dotFAXに連携することで、業務システムからのPDFデータによるダイレクトなファクス送信を実現し、業務を大幅に効率化するというもの。また、ファクスで送信されたデータをPDFデータとして保管、活用できるため、後からファクスでやり取りされたデータ内容を参照、確認できる。

 また、XML/WEBサービスというアーキテクチャを利用するdotFAXと、XML形式の帳票運用環境を提供するSVFX-Designerは、標準技術を採用し、さまざまなプラットフォームから運用が可能となる。業務システムへファクス機能を追加できることに加え、ユーザー企業のニーズに合わせて多種多様な帳票設計・出力・運用を実現し、運用にあわせて少ない開発工数での早期導入を実現できるという。

 従来のファクスシステムでは、TIFFデータを利用するのが一般的で、異なる画像フォーマットのデータをファクス送信する場合、あらかじめTIFFデータへ変換しておく必要があった。

 dotFAXではTIFFデータに加え、PDFデータに対応することで、PDFデータからTIFFデータへの変換を意識することなく、ファクス送信を利用できると説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]