電通国際情報サービス(ISID)は6月25日、米DataSynapseの仮想化ミドルウェア製品の販売を始めると発表した。
DataSynapseは、負荷分散ソフト「GridServer」やサーバ仮想化ソフト「FabricServer」などのアプリケーション仮想化グリッドミドルウェアを手がける企業。ISIDによると、DataSynapseの製品は「金融マーケット取引など高度な計算が必要とされる領域において、欧米の大手金融機関による採用実績を多く持つ」という。
ISIDは、DataSynapseとの販売代理店契約を通じ、金融キャピタルマーケット領域におけるソリューション強化を狙う。具体的には、アプリケーション開発でDataSynapse製品を利用、他社製品と組み合わせて顧客に提供、といった活動を展開していく。