表示の内容や形式は自在に変更可能
わずかな作業だけでAmazonのWebサービスを利用できるようになった。ただし、返された結果には不要なものもある。このため、[表示形式の設定]ダイアログボックスで表示内容を選別する。ちなみに、[表示形式の設定]は、[Webサービス]メニューから呼び出す。
たとえば、[表示形式の設定]で、ProductNameとAuthorの[表示する]チェックボックスだけを選択することで、表示内容は次のようなすっきりしたものにできる。
ここまで実装することで、検索キーワードを変更して[Webサービス]メニューから[再実行]メニューコマンドを選び、AmazonのWebサービスからさまざまな情報を取得できる。たとえば、検索キーワードを“Blog”から“Network”に変更して再実行すると、表示内容は次のように変わる。
さらに、[Webサービス]メニューから[アダプティブテンプレート]メニューコマンドを選ぶことで、表示内容をグラフや表によるものに変更できる。(画像をクリックすると拡大表示します)
このように、xfyでは、わずかな操作でWebサービスを利用できる。今回はREST形式によるWebサービスの利用を取り上げたが、SOAP形式の場合も操作の内容に大差はない。
これまで取り上げてきたように、xfyには、XMLというデータ形式を扱うためのさまざまな機能や仕組みが用意されている。
今回、xfyを使ってみて、洗練されていない部分に気がついたり、ドキュメント不足に悩まされたりもしたが、XMLデータを上手に扱うフレームワークとしての素質は十分にあると感じた。さあ今度は、これを読んでいるあなたが、実際にxfyを使って、新たな楽曲を奏でる番だ。