アビームコンサルティングは6月26日、金融商品取引法案(日本版SOX法)対応を必要とする日系企業の海外拠点および子会社など向けとして、顧客企業の活動支援体制を整えたと発表した。
アビームは、新部門「J-SOXイニシアチブ」と世界各地で活動する約200人の内部統制コンサルタントを連携させ、顧客企業の国内外拠点でサービスを提供していく。アビームによると「海外で活動するバイリンガルおよびマルチリンガルコンサルタントのほとんどは米国版SOX法対応の経験を持ち、さらに日本版SOX法についてのトレーニングを受けた」という。
具体的には、全社統制や業務プロセス統制、評価/改善などの方法論およびソリューション開発、迅速な情報/ナレッジ共有、コンサルタントの教育および配員、アライアンス企業との協業などを実施する。これにより「顧客企業の世界的な状況を俯瞰しつつ、計画的なスケジュールの立案、最適なコンサルタントの派遣、高品質な成果の提供が行える」(アビーム)。