ディスクデフラグは、1週間に1回といったペースで定期的に行うことができる(そして行うべきである)。デフラグ実行のスケジュールは、パフォーマンスに影響を与えることがないよう、通常はコンピュータを使用していない時間に設定しておくべきだ。また、必要だと思えば(例えば、プログラムのアンインストールとインストールを数多く行った日や、コンピュータの実行速度が普段よりも遅い場合)、デフラグツールを手動で実行することも可能である。これには図Nに示されている[今すぐ最適化]ボタンをクリックするだけでよい。
パフォーマンスの情報を収集するその他の方法
「パフォーマンスの情報とツール」の「詳細ツール」セクションには、パフォーマンスに関する情報を収集することのできる以下のようなツールに迅速にアクセスできるリンクが用意されている。
- イベントログ
- 信頼性とパフォーマンスモニタ
- タスクマネージャ
- システム情報
- パフォーマンスオプション
- ディスクデフラグツール
- システム診断レポート生成ツール
まとめ
Vistaは多くのシステムリソースを使用することがあるものの、パフォーマンスを向上させるためにOSのコンポーネントを調整する方法が数多く提供されている。Microsoftはこれらの方法の多くを「パフォーマンスの情報とツール」コンソールに集約させることで、そういった調整を容易に行えるようにしている。