Vistaのパフォーマンスを向上させるヒント集 - (page 6)

文:Deb Shinder 翻訳校正:吉井美有

2007-07-03 08:00

 ディスクデフラグは、1週間に1回といったペースで定期的に行うことができる(そして行うべきである)。デフラグ実行のスケジュールは、パフォーマンスに影響を与えることがないよう、通常はコンピュータを使用していない時間に設定しておくべきだ。また、必要だと思えば(例えば、プログラムのアンインストールとインストールを数多く行った日や、コンピュータの実行速度が普段よりも遅い場合)、デフラグツールを手動で実行することも可能である。これには図Nに示されている[今すぐ最適化]ボタンをクリックするだけでよい。

図N:ディスクのデフラグを定期的に行うことで、ディスクアクセスのパフォーマンスが向上する 図N:ディスクのデフラグを定期的に行うことで、ディスクアクセスのパフォーマンスが向上する

パフォーマンスの情報を収集するその他の方法

 「パフォーマンスの情報とツール」の「詳細ツール」セクションには、パフォーマンスに関する情報を収集することのできる以下のようなツールに迅速にアクセスできるリンクが用意されている。

  • イベントログ
  • 信頼性とパフォーマンスモニタ
  • タスクマネージャ
  • システム情報
  • パフォーマンスオプション
  • ディスクデフラグツール
  • システム診断レポート生成ツール

まとめ

 Vistaは多くのシステムリソースを使用することがあるものの、パフォーマンスを向上させるためにOSのコンポーネントを調整する方法が数多く提供されている。Microsoftはこれらの方法の多くを「パフォーマンスの情報とツール」コンソールに集約させることで、そういった調整を容易に行えるようにしている。

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