LANDesk Softwareは7月3日、シーア・インサイト・セキュリティとクライアントPC管理分野で業務提携したことを発表した。業務提携で、LANDeskのシステム統合管理ソリューションにログ管理機能を強化して、ユーザー企業の法制対応を強化するとしている。
提携の第1弾として、「LANDesk Compliance Manager powered by SIS」(LDCM)をリリースする。LDCMは、企業の情報システムに接続されているクライアントPCを対象に、基幹システムの利用状況やネットへのアクセス状況、メール送信といった個々のユーザーの業務履歴を、ログ情報として記録・保全する。
またLDCMは、企業全体のIT利用状況を法制対応の視点からチェックするための「IT利用統制レポート機能」を標準装備し、経営トップがIT統制の評価を行うための理解しやすい評価報告書の作成、監査証拠を提出することが容易になると説明している。
同製品は、LANDeskとシーアの共同ブランド製品として、LANDesk認定販売代理店から提供される。7月から順次出荷が開始される。