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MIJS企業訪問(第1回)アクセラテクノロジ--最新の技術を熱く語りお客様価値を創造する場として期待 - (page 2)

萩原弘明

2007-07-04 07:45

MIJSに期待すること

 そんなアクセラがMIJSに参加したのはなぜか。進藤氏は大きく2つの理由があると言う。

 ひとつは「つながることによる価値創造」である。「先に述べたようにエンタープライズサーチは業務サーバとつながってはじめて価値がでます。また、我々はどのようなコンテンツがどのような業務シーンで作られ活用されるかを知ることでより良い企業向け検索技術を開発していくことができます。その点、MIJSに集うベンダーはどこも業界のナンバーワン、あるいはオンリーワンの優れた業務用ソフトウェアを提供しており、その連携に多くの可能性を感じています」

 現在、MIJSで中心的に活動している技術部会は8月ないし9月に「MIJS仕様」の第一弾を発表することになっている。「各社の製品がつながる共通インターフェース、あるいはプロトコルができあがっていくのが楽しみです」と自身エンジニアであった進藤氏は目を細める。

 もうひとつの理由はエンジニア出身でかつてスタンフォード大学に留学したという同氏の経歴に大いに関係している。スタンフォード大学のある米国のシリコンバレーにはIT企業が集積し、革新的な技術や製品が次々と生み出されている。

 「シリコンバレーの凄さは、まさに『次々と……』を実現する環境、すなわち優秀なエンジニアが企業の壁を越えて出会い、技術を熱く語り、ビジネス機会を共有していく場の存在にあります。MIJSには今そのような熱さと勢いを感じています。それぞえの分野でトップの技術を持つ企業の方と交流しビジネスを考えるのは、なんと楽しく素晴らしいことでしょう。うちのエンジニアも技術部会の会合となると喜び勇んで出かけます。エンジニアはテクノロジが好きなんです、テクノロジの話をしたくて仕方ないんですよ」と進藤氏は熱い胸のうちを語る。

これからの検索エンジンとは

 今後のAccela BizSearchの方向性について進藤氏は語ってくれた。

 現在、検索と言われてYahooやGoogleといったインターネット検索の大御所を思い浮かべる人が大半であろう。しかしながら企業内情報のようにインターネット検索の手の届かないところにも電子コンテンツは日々蓄積されている。

 「電子コンテンツが次々生み出され蓄積される時代に、それを活用する全ての場所で用途に応じた検索が求められます。アクセラテクノロジは企業のビジネスでの検索活用の視点からニーズを汲み上げ検索機能を磨き上げていきます」

 特に最近はデータの容量が数TBから数十TBに及ぶデータを扱う企業も増えてきた。こうしたことから「大規模データに強い高性能と信頼性」が特徴であるAccela BizSearchの強みが活きる時代になってくる。

 「サイト内検索においてもエンタープライズサーチにおいても、データは急激に大規模化しています。サイト内検索においては、Web2.0の流れにのって、クチコミなどをサイト内に取り込むと、商品情報中心であったそれまでのコンテンツ量に比べていっきに2桁規模のサイズにページ数が膨れ上がることはざらです。エンタープライズサーチに関しては内部統制やリスク管理の観点から電子ドキュメントをいつでも証拠として取り出せるように保存する動きが企業内データを増大させる大きなきっかけとなっています。この規模になるとデータベースの持っている検索機能では充分なレスポンスを得ることが困難になります。Accela BizSearchのような高速テキスト検索に特化した技術が必要になってきます」

 検索ソフトウェアの提供の仕方もこれまでの「ライセンス販売」に加え「ASP/SaaS」と呼ばれるネットワーク上で機能提供するモデルに取組んでいる。

 「大企業ならともかく、ウェブ上で新しいビジネスを始めようというところはスタートアップ企業が多いですよね。ですからサイト内検索の必要性はわかっていても検索エンジンに何千万円もかけられるわけではない。数万円とか、多くても数十万。こういう今後の可能性を秘めたスタートアップ企業もお客様として対応できるようにしていきたい。2007年7月からサービスを開始したAccela BizSearch ASPはそういった取り組みの第一弾です。Web2.0時代において、爆発的に増大するデータを抱えるWebサイトでも、価格を気にせず使っていただけるように、検索対象ページ数にかかわらず月額9450円という戦略的な価格設定をしました」と意欲的な取組みを語る。

 「アクセラテクノロジは、“ネット時代の製造業”でありたいと思っています。受託型のソフトウェア開発ではなく、お客様ニーズを汲み上げ、時代の要請に応える製品開発に先行投資していく製造業です。今後、製品がソフトウェアパッケージとして出荷される形態からネット越しに機能を提供するASP/SaaSと変化しても技術開発を重視し日々お客様品質を改善していく姿勢は変わりません」

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