フォトレポート:セキュリティを担う--ヤフーのチーム「パラノイド」 - 6/6

CNET News.com Staff

2007-07-10 21:37

 「Chief Paranoid Yahoo」の肩書きを持つArturo Bejar氏は、セキュリティ業務の中核となる専従チームを率いる。チームのメンバーは「Paranoid」と呼ばれている。「セキュリティ担当者と話すということに対し、多くの人が先入観を持っている。だが、Paranoidと話すなら、感じ方は違ってくる」と話すBejar氏は、この名前を8年前に思いついた。形式ばらないこと、または少なくとも形式ばらない印象を与えることが、Yahooにとっては特に重要になる。というのも、Yahooが目指すのは、デジタル時代のセキュリティ標準策定の最前線にいる企業の中で、消費者にとって最も親しみやすい企業になることだからだ。
 Bejar氏は、1998年にYahooでのキャリアをスタートさせ、まず課金アプリケーションに取り組んだ。クラシックカーが趣味のBejar氏は当時、「El Pato」(スペイン語で「カモ」を意味する)と命名した1973年式「Porsche 911 Carrera」を修復していた。「Yahooが勢いに乗るころ、El Patoも息を吹き返した。私は、整備士のBobのアドバイスに従って、ほぼすべてのパーツを自作するか作り直すかした。El Patoの組み立てと、ここYahooでの私の仕事は、ある程度似通っているように思う。セキュリティプログラムの開発では、パーツを寄せ集めて形にするのに時間がかかる。そして、多様なパーツがどのように連携するのかを、繰り返し検討し理解する必要がある」(Bejar氏)

 Bejar氏は、1998年にYahooでのキャリアをスタートさせ、まず課金アプリケーションに取り組んだ。クラシックカーが趣味のBejar氏は当時、「El Pato」(スペイン語で「カモ」を意味する)と命名した1973年式「Porsche 911 Carrera」を修復していた。「Yahooが勢いに乗るころ、El Patoも息を吹き返した。私は、整備士のBobのアドバイスに従って、ほぼすべてのパーツを自作するか作り直すかした。El Patoの組み立てと、ここYahooでの私の仕事は、ある程度似通っているように思う。セキュリティプログラムの開発では、パーツを寄せ集めて形にするのに時間がかかる。そして、多様なパーツがどのように連携するのかを、繰り返し検討し理解する必要がある」(Bejar氏)

提供:Joris Evers/CNET News.com

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