Windowsで簡単にRuby on Rails:Instant Rails+Aptana - (page 3)

荒浪一城

2007-07-10 09:00

 設定が完了すると、図10のようにRailsプロジェクトからスケルトンを作成することができる。その後、データベース接続の設定を変更していく。デフォルト設定では、MySQLを利用するが、もちろん、ほかのデータベースにも対応している。Railsプロジェクトのcookbook→config→database.ymlを開く。database: cookbook_developmentなどとなっている箇所を本当のデータベース名である「cookbook」に置き換える。

図10 Railsプロジェクト 図10 Railsプロジェクト

 まずは、図11のようにテーブル名の単数形である「category」、「recipe」でそれぞれモデルを作成する。「GO」ボタンをクリックするだけだ。

図11 モデルの作成 図11 モデルの作成(図をクリックで拡大します)

 次に、モデルの作成と同じ要領で、図12のようにscaffoldを用いて一気にWebアプリケーションを作成していく。図13のようになれば、scaffoldを用いたWebアプリケーションの完成となる。アクセスするURLが、今度は複数形になっていることに注意していただきたい。

図12 scaffoldの作成 図12 scaffoldの作成(図をクリックで拡大します)

図13 scaffoldによるWebアプリケーション 図13 scaffoldによるWebアプリケーション(図をクリックで拡大します)

 以上のように、Ruby on Railsを簡単に体験するツールとして、「Instant Rails」と「Aptana IDE」は有効だ。本稿では、Aptana IDEのRadRailsにフォーカスを当ててレビューをお届けしたが、Aptana IDEはAdobe AIRにも対応するなどこれからも目の離せないツールだろう。

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