Linuxでゼロから作るメールサーバ--第7話:DNSサーバの設定 - (page 4)

サイオステクノロジー Linuxシステムテクノロジー部

2007-07-17 13:01

続いて、動作テスト!

先輩:マスターサーバとして動作する設定としては、特に問題はないようだな。

服:それでは、さっそく動作テストを行ってみます。まずは、DNSサーバ(named)を起動します。

07-05 DNSサーバ(named)を起動する。赤枠内をコマンドとして入力。

先輩:サービスは正常に起動したな。

服:それでは「nslookup」コマンドを使って、正引き、逆引きのテストをそれぞれ行います。

07-06 「nslookup」コマンドで正引きのテスト。赤枠内をコマンドとして入力後、赤下線のようにドメイン付きのサーバ名を入力し、IPアドレスが表示されるかどうかを確認。

先輩:正引きは問題ないな。

服:続いて逆引きをテストします。

07-07 「nslookup」コマンドで逆引きのテスト。赤枠内をコマンドとして入力後、赤下線のようにIPアドレスを入力し、ドメインが表示されるかどうかを確認。

先輩:逆引きも問題なし。

服:ついでに、MXレコード(MXレコードとはDNSで定義される情報の1つであり、電子メールの配送先を決定する要素となります)のテストも行ってみます。

07-08 MXレコードのテスト。「nslookup」コマンドを入力後、“set type=mx”と入力することによりMXレコードのチェックが可能になる。

先輩:よし、テストはすべてOKだ。

服:ありがとうございます。いよいよ次はメールサーバ設定に入れそうですね!

赤:……。

服:ん? どうした? 赤井。

赤:結局、僕、何もせずに終わった……。

(第8話「メールサーバの設定」へつづく)

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