日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月17日、同社の管理ソフトウェア製品群である「HP Software」の中堅、中小規模企業向けの販売拡大を目指した新施策として、2007年2月に開設したダイレクト販売支援ウェブサイトおよびコールセンタ「HP Software Direct」を通じて提供するサービスを強化すると発表した。
具体的には、「HP Software Direct」を通じて申し込む「HP Softwareトレーニング無料体験コース」を開催するほか、自動負荷テストのソフトウェア「HP LoadRunner software」については、従来のウェブからのダウンロード提供に加え、評価版メディアの提供を8月1日より開始する。
「HP Software」は、日本HPが提唱する「Business Technology ソリューションポートフォリオ」において、アプリケーションの戦略・開発・運用のライフサイクル管理によるビジネスリスクを回避する「Business Technology Optimization(BTO)」実現のための中核製品群と位置付けられている。
「HP Software」の無料体験トレーニングコースは、システムのパフォーマンス検証をおこなう「HP LoadRunner software」およびアプリケーションの機能テストを自動的に行う「HP Functional Testing software」のトレーニングコース。通常3日間、15万円 のコースを半日に短縮し、無料で実施する。参加申し込みは、HP Softwareの専用ページから行える。
また、「HP LoadRunner software(日本語版)」評価版メディアの無償提供については、8月1日より専用のウェブページで申し込み受付が開始される。