MTAにPostfixを使うための設定
赤:南さん、Postfixを使うにはどうしたらいいんでしょうか?
先輩:赤井くん、今回は積極的だな。そうだな、まずはPostfixのインストールだ。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)ではインストールに「up2date」というコマンドを使うと便利だぞ。プログラムによっては、そのプログラムと依存する関係にあるパッケージも一緒に更新しないとうまくいかないこともあるんだが、このコマンドを使うとその依存関係も自動的に解決してインストールしてくれるんだ。
赤:up2dateコマンドって賢いんですね。
服:それでは、 Postfixのインストールをやってみます。
服:簡単にインストール終わりました。
先輩:よし、次だ。OSインストール時の設定では、MTAとしてsendmailが設定されているから、その設定をPostfixに切り替える作業が必要になる。まずは今動いているsendmail を停止させ、更にシステム起動時にsendmailが自動起動する設定をoffにしておくぞ。
先輩:よし、これでsendmailは全部offになったな。次は「alternatives」コマンドを使ってMTAを変更するぞ。
先輩:Postfixの左横に表示されている数字、この場合だと「2」を指定すると、変更されるぞ。Postfixが起動するかテストしてみるか。ついでに、Postfixが自動起動する設定になっているかも忘れずにチェックしておこう。
先輩:問題なし。Postfixが起動したな。