MRAには「dovecot」を使ってみる
赤:では、POPの設定では、MRAの設定をすることになるんですか?
先輩:まあ、簡単に言うとそうだな。
赤:さっき教えてもらった「cyrus-imapd」の設定になるんですね。
先輩:ごめんごめん、「dovecot」という別のMRAがあるのを忘れてたよ。このdovecotの方が、設定が簡単だから、dovecotを使わないか?
服:設定が簡単な方がいいので、dovecotにします。
赤:では、インストールします!
服:赤井、今回はどうしたんだ? これまでのおまえとは比べものにならないくらい積極的だな。
赤:だって、この連載、今回が最終回なんだもの。少しは、成長したところを見せなくちゃ! えーと、また「up2date」コマンドを使ってインストールすればいいんだよね?
先輩:赤井くん、そのとおり。

赤:できました。
服:先輩、dovecotをインストールしたのに、「mysql」とか「postgresql-libs」とかも一緒にインストールされたんですけど、これは何ですか?
先輩:これはdovcotと依存関係にあるパッケージだな。それで、一緒にインストールされたんだよ。