それでは紫色部分の「default { }」はなんだろうか。さらに、水色部分の「state_entry( )」とはなんだろか。それは別の機会に譲ることにしよう。
ちなみに、作成したスクリプトは、スクリプトウィンドウの「保存」ボタンをクリックすれば保存できる。保存されたスクリプトは、オブジェクトの中だけでなく、ドラッグ&ドロップで自分の「持ち物」の中にも納めておくことができる。また、スクリプトは、コピー可能になっていれば、他人のスクリプトでも中を見ることができる。是非、いろんなスクリプトを見て勉強してみよう。
さて、久しぶりに再開したこの連載。まずは頭慣らしとして、スクリプトの見方や基礎を解説したが、どうだっただろうか。スクリプトを見たことがなかった人も、これからだんだんと、そして、ゆっくりと学習していこう。次回はバイクのような乗り物のスクリプトに挑戦する。それでは、次回もお楽しみに。
大槻透世二サイバーアドベンチャー(株)
代表取締役社長/CEO
デジタルハリウッド大学院
次世代インターフェース研究室 研究員
Second Life研究室 研究員/プロデューサー
Linden社推薦 Second Lifeセミナー講師
東北大学心理学専攻卒業。1年間のLA留学を経て、ソリッドレイ研究所でバーチャルリアリティのシステムインテグレーション、立体映像システム構築、HMDシステム構築などを経験。IT系コンサルティング会社を経て、デジタルハリウッド大学大学院コンテンツマネジメント修士課程修了(MCA)。その後、Linden Lab本社にてSecond Lifeカリキュラムのトレーニングを受ける。現在デジタルハリウッドにて「Second Life」セミナーを開催。また、バーチャルリアリティ、メタバース関連のシステム開発/プロデュースを行うサイバーアドベンチャー(株)を設立し、そのCEO職に就いている。