これらの記述を解読する。本稿執筆時点ではまだ英語のままだが、すぐに日本語化されるだろう。この記述で注目すべきは、下図の部分だ。

何やら、訳の分からない文字列が並んでいるが、慣れればすべてスラスラと解けてくる。全体としては、「llSetTextureAnim ( )」の中に次の項目があり、それぞれが「 , 」(コンマ)で区切られる、という構成になっている。
- integer mode
- integer side
- float start
- float length
- float rate
実は、これらが、「llSetTextureAnim ( )」という「テクスチャをアニメーションさせる関数」をどのように働かせるかを指定しているのだ。逆にいえば、アニメーションのさせ方、画像の分割、再生する枚数、アニメーションスピードなど、いろいろと数値で決める必要がある。
次回は、そのあたりをジックリと見ていこう。このスクリプトは、ジックリと見て損のないスクリプトだ。それでは、次回もお楽しみに。

大槻透世二サイバーアドベンチャー(株)
代表取締役社長/CEO
デジタルハリウッド大学院
次世代インターフェース研究室 研究員
Second Life研究室 研究員/プロデューサー
Linden社推薦 Second Lifeセミナー講師
東北大学心理学専攻卒業。1年間のLA留学を経て、ソリッドレイ研究所でバーチャルリアリティのシステムインテグレーション、立体映像システム構築、HMDシステム構築などを経験。IT系コンサルティング会社を経て、デジタルハリウッド大学大学院コンテンツマネジメント修士課程修了(MCA)。その後、Linden Lab本社にてSecond Lifeカリキュラムのトレーニングを受ける。現在デジタルハリウッドにて「Second Life」セミナーを開催。また、バーチャルリアリティ、メタバース関連のシステム開発/プロデュースを行うサイバーアドベンチャー(株)を設立し、そのCEO職に就いている。