NTTデータイントラマート(中山義人社長)は7月25日、Webシステム構築基 盤「intra-mart(イントラマート)WebPlatform ver.6.1」を7月31日に発売す ると発表した。
「intra-mart」は、高い開発生産性や他システムとの柔軟な連携性を特徴と するWebシステム構築基盤。WebPlatform ver.6.1は、Ajaxベースのリッチクラ イアントを開発できるオープンソースフレームワーク「マスカット」をEclipseプラグイン開発ツール「eBuilder」に標準で組み込んだ。これにより、ドラ ック&ドロップや右クリックなどが可能なユーザーインタフェースを、Webシ ステム上で簡単に実現できるようになった。
また、開発生産性についても機能強化を実施。「eBuilder」で、軽量プログ ラミング言語Javaスクリプトによる開発が可能になり、画面のビジュアル開発 やソースコードの自動生成機能など、さまざまな開発支援機能が利用できるよ うになる。
さらにSAPリアル連携モジュールを強化。MM(在庫管理モジュール)やSD(販売管理モジュール)にリアルタイム接続可能な連携モジュールを新たに追 加した。これにより、SAPとリアルタイム接続するWeb業務システムを実現でき る。
セキュリティを中心とした統制機能も強化し、データベースにログメッセー ジを一元管理し「いつ誰が何の画面でどんな操作をしたか」という情報をすべ てレポートで解析できる「ログの一元管理」機能を搭載。また携帯電話端末か らのアクセスでは、端末の認証を固体識別番号により行う機能を実現し、画面 単位のアクセス権に加え、一画面内の項目単位での表示制御も可能になった。