Second Life 新世界的ものづくりのススメ--その21:スクリプトの構造--テクスチャアニメーション2 - (page 2)

大槻透世二(サイバーアドベンチャー株式会社)

2007-08-09 08:00

テクスチャアニメーションスクリプトの内容

 さて、スクリプトの内容を理解するために欠かせないツールとして日本語版「LSL Wiki」と「LSL Portal」を前回紹介した。テクスチャアニメーションで使われている「llSetTextureAnim( )」をLSL Portalで検索すると、次のような「llSetTextureAnim( )」の定義を含んだ説明が検索結果として得られる。

LSL Portalでの定義

 実際のテクスチャアニメーションのスクリプトをもう一度下図に示すので、LSL Portalでの定義と見比べてほしい。

実際のスクリプト

 両方の「llSetTextureAnim ( )」の括弧内にある項目だが、次表のように対応している。

LSL Poralでの定義実際のスクリプト
1integer modeANIM_ON | SMOOTH | LOOP
2integer face ALL_SIDES
3integer sizex1
4integer sizey1
5float start1.0
6float length1
7float rate0.25

 各項目は、下記のような内容を指定している。

項目意味実際のスクリプトでの指定
1 modeモードアニメーションを実行し(ANIM_ON)、スムーズに移動させ(SMOOTH)、ループ(LOOP)させる
2 faceすべての面で実行(ALL_SIDES)
3sizex 水平方向の分割数1
4sizey垂直方向の分割数1
5start スタートフレーム1.0
6length再生フレーム数1フレーム再生
7rate再生レート(毎秒)1秒間に0.25フレーム再生
テクスチャアニメーション

 これらの指定によって、右図のような、オブジェクトのすべての面で1枚のテクスチャがゆっくりとスムーズに右から左へ移動する表現が可能となる。

データの型(タイプ)とは?

 前項の説明より、「llSetTextureAnim ( )」の括弧内にある「mode」「face」「sizex」「sizey」「start」「length」「rate」に対して、実際のスクリプトではアルファベットの文字列や数字が指定されていることが分かった。では、同じく「llSetTextureAnim ( )」の括弧内にある「integer」や「float」とは一体何だろうか?

 ここでは、日本語版LSL Wikiに登場してもらおう。同サイトのトップページを見ると、「型」という項目がある。

日本語版LSL Wiki

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