エグゼソリューションズは、Windowsファイルサーバ向け監査ソフトウェア「FC1 Audit」の販売を8月1日より開始した。出荷は9月1日より開始される。
FC1 Auditは、インテリジェントソフトウェアーの開発による製品で、エグゼソリューションズがマスターリセラーとして販売を行う。監視対象のファイルサーバにエージェントをインストールすることにより、クライアントPCからファイルサーバに対して行われる操作をログとして記録し、専用のツールで分析することが可能。サーバ管理者による操作も監視対象にできる。特定の「ファイル」「ユーザー」「行動」を対象に、特定の期間に行われた操作や変更を分析可能とすることで、情報漏えい対策、内部統制への対応、ファイルの活用状況の確認等が行えるという。
監視対象となるファイルサーバのOSはWindows Server 2003およびWindows 2000 Server(一部制限あり)。SambaやNASなどについては、インテリジェントソフトウェアーの提供する「Fogosエージェント」の導入により監視可能となる。また、ファイルサーバにおけるアクセス権限やユーザー管理の設定状況をベースにした脆弱性診断機能も備える。
FC1 Auditは、監査対象となるファイルサーバに直接インストールして利用するスタンドアロン構成から、監査用サーバ1台で最大200台までのファイルサーバを監査対象として構成することができる。FC1用監視サーバの対応OSはWindows Server 2003で、別途Microsoft SQL Server 2005が必要となる。なお、FC1 Auditには「Microsoft SQL Server 2005 Express」が同梱されている。
提供方式としては「ライセンス買い取り」と「レンタル」の2種類が用意される。ライセンス価格は監視サーバ1台あたり50万円。レンタル価格はサーバ1台あたり25万円/年(いずれも税別)。また9月1日より、30日間利用可能な試用版が、同社サイトよりダウンロード可能となる予定。