Itanium Solutions Alliance(ISA)とマイクロソフトは8月21日、Itaniumプロセッサをサポートする次期サーバOS「Microsoft Windows Server 2008 for Itanium-based Systems」へのソフトウェア対応を促進するための新施策として、「検証2008」プログラムを開始した。
ISAとマイクロソフトは2006年10月に、日本において、Itanium 2プロセッサ搭載ハードウェアとWindows Serverとの組み合わせによる市場の拡大、活性化のためのワーキンググループ「Japan Windows on Itanium」(JWI)を発足している。
「検証2008」プログラムでは、検証用サーバの貸し出しや、出荷前OSのサポート提供、検証済みソリューションの情報公開などを通じ、Itaniumに対応したエンタープライズソフトウェアがWindows Server 2008で問題なく動作可能かどうかを検証するための環境を提供する。
同プログラムにより、ソフトウェア開発企業は新たなOSに関する情報を事前に入手できると同時に、ノウハウを蓄積することで、対応ソフトウェアの市場投入期間を短縮できるという。また、データベースソフトウェアの次期バージョン「SQL Server 2008 for Itanium-based Systems」の無償貸与も行い、最新のデータベース環境による検証を支援する。
プログラムへの申し込みに関する詳細は、同社サイトを参照のこと。