日立システムアンドサービスは8月22日、米IT企業とのビジネスチャネル強化、技術動向やビジネスモデルなど情報の迅速な取得、新規事業の創出支援を目的に、米国での活動を強化することを発表した。最初の取り組みとして、日立製作所の米現地法人にスタッフ3人を派遣して、9月1日から活動を開始する。
スタッフを派遣して、米国での活動を強化することで、最新の技術動向の把握や提携先検討、提携企業との連携について、地理的・時間的な制約がなくなり、迅速に対応できるとしている。今後の潮流となる新しいビジネスモデルの発掘にも、いち早く取り組むことができ、今後の新規事業立ち上げを加速させることになると説明している。
同社は、「2010年度に連結売上高1500億円以上、売上高営業利益率8%」を中期経営目標としているが、事業領域の拡大のため、従来のSI事業に加え、新規事業分野として、ウェブを活用したサービス事業などを立ち上げ、2010年度に売上高100億円規模にすることを目指している。