ゼンド・ジャパンとSRA OSS日本支社は8月27日、Windows環境に最適なウェブシステム開発環境を構築するためのツール「Zend Core for PowerGres on Windows」を9月3日に発売すると発表した。
Zend Core for PowerGres on Windowsは、ゼンドの「Zend Core」とSRA OSSの「PowerGres on Windows」を組み合わせたウェブシステム開発環境を構築するためのツール。
Apache、PHP、PostgreSQL部分を一括インストールすることができ、Windowsでウェブシステム開発を行う技術者がすぐにシステム開発に入れる環境を提供する。初心者から上級者まで、幅広いPHP技術者に最適な開発環境を提供するとともに、システム構築の負担を軽減することができるという。
また、開発者支援として、システム開発を円滑に進めるための技術サポートを年間契約で提供する。
対応環境は、CPUがIntel Pentiumおよび互換CPU(300MHz以上推奨)、OSがWindows 2000(SP2以上)、Windows 2000 Server、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、メモリが最小128Mバイト(256Mバイト以上推奨)、HDDが100Mバイト以上となっている。価格は年間5万2500円。
両社はLAPP(Linux、Apache、PostgreSQL、PHP/Perl/Python)環境でのシステム構築案件が増大するなか、ウェブ技術者の多くが開発環境として使用している Windows環境に着目した。
本番環境がLinuxで、開発環境がWindowsというケースでは、開発者がWindows環境で開発環境を構築するのに煩雑な設定作業が多く、開発効率の低下を招く一因でもあった。そこでWindows環境でLAPP開発を行う開発者の開発効率アップを目指してZend Core for PowerGres on Windowsを発売することにしたとしている。