8月31日、Grails開発チームはウェブアプリケーション開発フレームワーク「Grails 0.6」をリリースした。
Grailsは、Javaで実装されたスクリプト言語「Groovy」上で動作するウェブアプリケーションフレームワーク。Spring、Hibernate、SiteMeshなどの既存のJavaの技術を利用して、命名規約ベースでスピーディにウェブアプリケーションを開発することが可能。
Grails 0.6では、GroovyとJavaのコードをまとめてコンパイルするようになりJavaのコードからGroovyで定義したクラスを参照できるようになった。また、Spring Web Flowへの統合が行えるようになったほか、自動XML/JSONマーシャリング機能やREST風URLのマッピング機能が加わり、RESTへのサポートが強化された。さらに、起動時間やユニットテスト、コード生成ツールの動作速度も改善された。
Grailsの0.x系のリリースはこれが最後で、次のバージョンは1.0となる予定である。