日立、情報漏洩防止ソリューション「電子割符」にクライアント版を追加

吉澤亨史 2007年09月12日 18時29分

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 日立製作所は9月12日、セキュリティソリューション「Secureplaza」の情報漏洩防止ソリューション「電子割符」のラインアップに、「電子割符クライアント」を追加したと発表した。

 電子割符は、秘密分散法を応用した保存方法を採用したソリューション。データファイルだけでなく、システムファイルを除くプログラム、ファイル、そしてデータを保存したフォルダまでを複数に分割(割り符化)して保存することで、情報漏洩を防止するというもの。

 今回追加された電子割符クライアントは、割符化して保存したい重要なファイルやフォルダなどを利用者自身によって割符化する従来の方法ではなく、PCのローカルドライブにあらかじめ設定した専用フォルダのファイルはすべて、PCのローカルドライブと専用USBフラッシュメモリの2つに自動的に割符化して保存されるようになった。

 割符管理ソフトウェアを搭載した専用USBフラッシュメモリをPCのUSB端子に挿入し利用者の認証をすることで、エクスプローラのような割符管理ソフトウェアが自動的に起動し、すぐに利用できる。割符管理ソフトウェアの起動中は、専用フォルダにファイルを保存すると自動的に割符化されて保存される。

 電子割符クライアントをPCに導入することで、ウイルス感染やファイル共有ソフトなどによる情報漏洩の心配をなくすことができ、万一PCが盗難または紛失したとしても、第三者によりファイルを開くことも改竄することも防ぐことができる。今回のソリューションは既存の認証やセキュリティ環境にアドオンすることが可能となっている。

 価格は、専用USBフラッシュメモリ(512Mバイト、電子割符クライアント基本ソフトウェア内蔵)、フォルダ監視プログラムインストールCD、マニュアル、 標準キッティング(USB保護領域100%設定、初期パスワード固定)の10ユーザーライセンス分で31万5000円。出荷は11月1から、となっている。日立では、2008年までに3億円の売り上げを目標としている。

 電子割符クライアントは、日立コンサルティングが11月から順次、情報セキュリティ対策として導入する予定だという。

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