日立ソフト、「Salesforce」とメールの連携サービスを提供

吉澤亨史

2007-09-26 22:14

 日立ソフトウェアエンジニアリングは9月26日、セールスフォース・ドットコムのオンデマンドCRMアプリケーション「Salesforce」とメールを連携し、送信メールの内容を効率的に「Salesforce」で管理するサービス「EmailToActivity」を開始したと発表した。

 EmailToActivityは、Outlook Expressなどのメールクライアントから送信したメールの件名と本文を、SalesforceのToDo情報に自動的に登録するサービス。このため、お客様からの問い合わせに対する回答や営業マンと顧客企業との折衝などの送信メールを、効率的に「Salesforce」で一元管理し、関係者間で情報共有を図ることができる。

 Salesforceなどの活動履歴を管理するシステムに改めてデータを登録する必要がなく、送信メールのCcに特定のアドレスを指定しておくだけで、メールの件名と本文を、Salesforceにあるメール送信者のToDo(件名と説明)に自動的に登録できる。

 送信先がSalesforceに登録されている顧客企業のメールアドレスである場合、当該顧客に対する活動履歴として登録できる。なお、IMAP対応のメールサーバ環境下であれば、メールクライアントの種類に依存せず利用できる。

 日立ソフトでは、Salesforceと各種アプリケーションとの連携を実現するサービス「SaaSWare」を提供しており、EmailToActivityは、SaaSWareの第2弾となる。同社は今後も、SaaSWareを各種アプリケーションとSalesforceとの連携を中心に、サービスを拡充していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]