編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ

オープンソース/フリーソフトウェアを守れ--合言葉は「法廷で会おう」 - (page 4)

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:アークコミュニケーションズ、瀧野恒子、國分真人

2007-10-11 16:00

 しかし、こうした訴訟からは判例が生まれる。弁護士のHarvey氏は次のように語る。「こうした訴訟はこれから増えると思う。判例が増えてくれば、ライセンスやその使用方法に関してもさらに多くのことがわかってくる。最適なしくみではないが、参考にはなる」

 GPLに違反しているという話はここ数年ずっと続いている。Free Software Foundationが企業にライセンスを遵守させるための取り組みを率先して行なうことも少なくない。しかし、遵守を求める活動のペースに誰もが満足しているわけではない。ドイツ人のオープンソースプログラマー、Harald Welte氏もその1人だ。

 Welte氏は2005年に、「違反者は遵守しなくても最初は何も失うものはなく、FSFが出てくるのを待つだけだ」と語っている。この発言を受けて、Welte氏が関与していたオープンソースプロジェクトは独自の法的措置を開始し、そのうち何件かは好首尾を収めた。

 しかし、Welte氏の例はめずらしい。プログラマーの多くは、ライセンス違反の件で企業と対決し、遠く離れた国で使い慣れない言葉で話すよりは、プログラムを書いていたいと思うに違いない。

 しかし、それも変わりつつあるようだ。SFLCを通して、多くのプログラマーが請求権の行使に踏み切っている。そしてMonsoon Multimediaの事例は、FSLCが全力で戦う意志があることを示している。

 「メッセージはとても明確だと思う。これまでは、SFLCはもちろん、誰もFSFの代理人としてGPL 2コードにまつわる訴訟を起こしたことはなかった。しかし今はSFLCがそれに踏み切った」と弁護士のHarvey氏は語る。「つまり、『GPLに違反しても告訴されることはないさ』と世間話することはもう許されない。今は、明らかに訴訟に持ち込まれる。人々はそのことに関心を払う必要がある」

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]