ウェブアプリケーション開発支援ツール「AppFuse」の開発者の一人であるMatt Raible氏は10月2日、エンタープライズJavaコミュニティ「TheServerSide.com」上で「AppFuse 2.0は、Maven、アノテーションそしてジェネリクスという長い道のりの果てに生まれたものだ」と語った。
9月18日にリリースされたAppFuse 2.0は、開発に13カ月もの期間が費やされた。Matt氏は「開発者、コントリビュータ、そして、テストを行いさらに磨きをかけ、AppFuse 2.0がJavaアプリケーション開発を行う上での素晴らしいソリューションであることを証明してくださったユーザの方々に感謝したい。皆さんが時間を割いて忍耐強くAppFuseを使用してくださった結果、現在の堅牢なシステムができあがった」と述べている。
AppFuseは、オープンソースソフトウェアを用いたウェブアプリケーションをJavaで開発する際に、開発作業の効率化を支援するためのアプリケーション。AppFuseを用いることによって、プロジェクト立ち上げ時に必要となる煩雑な環境構築作業を半自動的に行えるようになるほか、パスワード管理やユーザ認証などのセキュリティ関連の機能を追加したり、開発したアプリケーションのテストを行ったりする際の作業が簡素化される。