Adobe GoLiveにヒープベースのバッファオーバーフロー脆弱性

荒浪一城

2007-10-10 14:34

 10月9日(デンマーク時間)、SecuniaはWebオーサリングツール「Adobe GoLive」にシステムアクセスの脆弱性が発見されたと公表した。影響度は、5段階中上から3番目の「Moderately critical」に位置づけられている。

 この問題はPNGファイルとBMPファイルを処理する際に、PNG.8BIとBMP.8BIの入力バリデーションエラーが発生してしまうことが原因で発生する、ヒープベースのバッファオーバーフロー脆弱性が発見されたというもの。

 影響を受けるバージョンは、Adobe GoLive 9.x。Secuniaでは今回の脆弱性を、Adobe GoLive 9.0.0で確認しているが、他のバージョンでも影響を受ける可能性があるという。

 回避策はAdobe Systemsが提供しているパッチを適用すること。

 Adobe Systemsが発行しているセキュリティアドバイザリ「Adobe - Security Advisories : GoLive 9 update to address potential security vulnerabilities」も参照されたい。

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