デル、仮想化ソリューションの取り組みを強化

CNET Japan Staff

2007-10-10 16:44

 デルは10月10日、仮想化ソリューションの取り組みを強化すると発表した。2006年9月より開始した仮想化ソリューションに加え、最新のハードウェアやVMware製品のOEM提供、仮想化技術を熟知した資格取得済みのスタッフによるサービス体制とメニューを整備する。

 まず、仮想化に最適化されたハードウェアとして、「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」搭載の2ソケットサーバ「PowerEdge 2970」を市場導入する。PowerEdge 2970は、VMwareの仮想化ソフト「VMware Infrastructure 3」がプリインストールされており、最大64GBまで増設可能な大容量メモリ、最大4.5TB(750GB SATA II×6の場合)のHDD、6つのPCI Expressスロット、消費電力低減を可能とするDual Dynamic Power Management技術などを備えている。

 事前インストールや基本設定を済ませ、動作確認を完了した製品は、通常納期に1〜2日追加しての納品が可能だ。費用はサーバ1台あたり9万6600円(税込、配送料込、ライセンス費用除く)の見込み。デルでは、更に仮想化ソリューションに特化したサーバの開発を予定しており、年内にも出荷するとしている。

 また、サービス面では、デルの技術コンサルティング部門であるソリューションサービス本部にてVMware認定技術者を増員し、サービス提供の体制を強化する。仮想化技術を熟知した技術者が、物理サーバから仮想化サーバへの移行や仮想化環境での運用方法をアドバイスし、利用目的に沿った仮想化環境を提案・構築する。サービスメニューには、アセスメントや設計、導入、トレーニングなどが含まれる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]