10月8日、Apache Web Services ProjectはWS-ReliableMessagingの実装系「Apache Sandesha2」の新バージョン「Apache Sandesha2 1.3」をリリースした。
Sandesha2は、IBM、Microsoft、BEA、TIBCOによって策定された、ウェブサービスにおけるメッセージングの信頼性を向上させるためのプロトコル仕様「WS-ReliableMessaging」の実装系。同プロジェクトが開発するウェブサービスフレームワーク「Apache Axis2」上で動作する。
Sendesha2 1.3では、Axis2のクライアント側とサーバ側の双方でWS-ReliableMessagingがサポートされたほか、現在策定中のWS-ReliableMessaging 1.1も一部実装された。また、SOAP 1.1と1.2にも対応した。そのほかにも、いくつもの機能が追加されている。
なお、Sandesha2のバージョン番号には、対応するAxis2のバージョンと同じものが付けられている。そのため、今回リリースされたSandesha2 1.3は、8月13日にリリースされたAxis2 1.3対応ということになる。