業界タイムマシン19XX--番外編1:めくるめく「フローチャート定規」の世界 - 3/8

ZDNet Japan編集部

2007-10-12 20:55

 前回まで、大河原克行氏のナビゲーションで11回にわたってご案内してきた「業界タイムマシン19XX」。IT業界の過去への旅はいかがだったでしょうか? 今回から数回は「番外編」として、過去から現代に流れ着いたIT業界の懐かしい「アイテム」を、編集部がご紹介していきます。
 さて、番外編その1のテーマは「めくるめく『フローチャート定規』の世界」です。
 かつて、ウォーターフォール型の開発手法が主流であり、かつ、PC上で手軽に使える専用のドローソフトがなかった時代。エンジニアにとって、プログラムの「流れ図」やシステムの構成図をキレイに仕上げるための「フローチャート定規(テンプレート)」は、仕事における必須アイテムのひとつでした。開発スタイルの変化や、PCの能力の進化の中で、最近ではめっきり活躍の場が減ってしまった「フローチャート定規」ですが、読者のみなさんの中には、かつてこの定規を「割れるまで使い込んだ!」という方も多いのではないでしょうか。
 実は最近、かつてシステムエンジニアを務めた経歴もあるZDNet Japan編集長のデスクの中から、IT企業各社のフローチャート定規が発掘されました。今回は、それらを見比べつつ、業界の過去に思いをはせてみましょう……。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)
 こちらは黄色いプレートに「FACOM」のロゴ。もはや「FACOM」と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「富士通」が1980年代まで使用していた、同社初期のコンピュータ製品のブランド名です。(参考:ウィキペディア)。英語で書かれた各記号の処理名からは、国産コンピュータで世界へと打って出ようという富士通の気概が感じられる……というのは、深読みしすぎでしょうか。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)

 こちらは黄色いプレートに「FACOM」のロゴ。もはや「FACOM」と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「富士通」が1980年代まで使用していた、同社初期のコンピュータ製品のブランド名です。(参考:ウィキペディア)。英語で書かれた各記号の処理名からは、国産コンピュータで世界へと打って出ようという富士通の気概が感じられる……というのは、深読みしすぎでしょうか。(画像をクリックすると、次のページへ進みます)

所蔵:山下竜大

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