SAS Instituteは10月8日、主要なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)とSASのデータ統合、アナリティクスおよびソリューションをダイレクトに統合する構想を発表した。
この構想により、データ統合の効果化とデータ移動に伴うリソースの節減を可能にし、合理的な分析プロセスを構築可能。企業は、社内の階層にとらわれることなく組織全体でエンタープライズデータウェアハウスとBIを迅速に活用できる。
SASはこの構想を通じて、高い柔軟性と費用対効果のもと、顧客のエンタープライズデータウェアハウス資産と「SAS In-Database Processing(高速なデータ処理エンジン機能)」の相乗効果をさらに向上。企業が主力ビジネスに専念できるよう支援する。
この構想は世界規模で展開され、順次、主要なRDBMSプラットフォームとの統合作業が進められる予定。SASは同日、Teradataとのパートナーシップも発表している。