さて、13歳のハッカーが「iPod touch」のロック解除ソフトを開発し、「iPod touch」にサードパーティソフトのインストールが出来るようになったという。このニュース、記事の冒頭で触れられているハッカーが「13歳」であることや、ハッカーが「コンピュータサイエンスのクラスを履修していない」ということよりも、iPodがハック対象となるという事実の方が興味深い。
Appleの伝統的ビジネスモデル
Appleといえば、その斬新なデザインや、斬新なビジネス展開を我々は思い浮かべるが、iPodのビジネスモデルは極めて伝統的な顧客ロックイン戦略に基づく。つまり、iTunesで販売される楽曲は非公開のフォーマットで生成されており、それはiPodでしか聞くことができない。それゆえに、iPodの購入者はiTunesにロックインされる。
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