編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

シスコ、新興のWiMax技術メーカーを3億3000万ドルで買収へ

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-10-24 14:20

 Cisco SystemsがWiMax市場に参入する。

 ネットワーキング機器メーカーの米Cisco Systemsは米国時間10月23日、テキサス州リチャードソンに拠点を置く新興のモバイルWiMax機器メーカーNavini Networksを買収すると発表した。買収金額は3億3000万ドルで、現金と引受オプションで支払われる。

 Naviniは、「スマート ビームフォーミング」技術のパイオニアだ。同社は、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)アンテナも使用している。これらの技術を組み合わせることにより、データ転送速度の向上やWiMax無線の利用範囲の拡大が期待できる。WiMaxでは、より少ない電波で無線信号を送信できるため、ネットワークサービスプロバイダーがこの技術を導入すれば、他の技術を使用した場合に比べ、全体として設置、運用コストを安く抑えられる。

 Naviniは、多くの企業がひしめくWiMax市場の中の1社にすぎない。Ciscoは、多種多様なWi-Fi無線技術を保有している。これらの技術は、LinksysやAirespaceといった企業の買収を通して取得したものだ。ここ数週間、CiscoがWiMax関連の新興企業の買収を狙っていると噂されていた。同社がNaviniを選ぶ以前は、買収先の有力候補として、Airspan Networks、Alvarion、Redline Communicationsなどの企業名も挙がっていた。

 WiMaxは最近、第4世代(4G)無線技術として注目されてきた(編集部注:WiMAXは10月19日に、国際電気通信連合によって3G携帯電話の国際標準「IMT-2000」として承認された点に注意されたい)。モバイルWiMaxは、既存の3G無線ネットワークよりも高速のデータ転送速度と、WiMaxと同じくらい高速のWi-Fi技術よりもはるかに長距離の無線通信を可能にする。現在Wi-Fi技術は、主に屋内で無線ブロードバンドのホットスポットを提供するために利用されている。Motorola、Nokia Siemens、Samsungなどの大手無線インフラメーカーもWiMax製品を販売している。

 WiMaxは、固定インフラが乏しい、あるいは存在しない発展途上国で特に有効と見られている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]