アプリケーションの実行(hosted mode)
前述のようにして生成されたアプリケーションには、それを実行するためのコマンドも含まれている。hosted modeの場合はGWTExample1-shell、web modeの場合はGWTExample1-compileである。もちろん、名称のうちGWTExample1の部分は生成時に指定するクラス名によって変更可能だ。
図2はGWTExample1-shellを実行したところを示している。後ろのウィンドウはサーバの稼動状況を表すもので、前のウィンドウがデバッグ用のWebブラウザだ。applicationCreatorコマンドを実行しただけで、ここまでの状態になっているのは、開発者にとって有難いことではないだろうか。

次回は、日本語を含めた国際化対応のWebコンテンツをどのように作成すればよいかを紹介したい。Ajaxにおいても文字化けの問題は避けて通れず、GWTも例外ではないからだ。引き続きお付き合いいただきたい。