ウインドウの大きさを調節するには、次のように入力する。
OSX.require_framework 'WebKit'
webview = OSX::WebView.alloc.initWithFrame(window.contentView.frame)
window.contentView.addSubview(webview)
Web Kitというのが、Mac OS XでWebページを表示するためのフレームワークだ。ページの表示には、WebViewというクラスを使う。それを作成して、ウインドウに追加した。ここまでで、ウインドウが白くなったはずだ。
続いて、次のコードを入力する。
url = OSX::NSURL.alloc.initWithString('http://www.apple.com')
request = OSX::NSURLRequest.alloc.initWithURL(url)
webview.mainFrame.loadRequest(request)
これで、指定したURLアドレスのWebページが表示されるはずだ。
このように、RubyCocoaを使えば対話的に、つまり一行ずつ入力して実行を繰り返しながら、アプリケーションを動かすことができる。またCocoaだけではなく、Web Kitのような外部のフレームワークも利用できるのだ。
次回も、RubyCocoaをもっと触ってみることにしよう。