番外編その2のテーマは「業界ノベルティ秘宝館」です。
企業が会社や商品の宣伝の一環として、企業ロゴや商品名を入れてお客さんに配布する「ノベルティ」。ベンダー主催のセミナーなどに参加すると、結構な頻度で手に入れることができます。オーソドックスなところだと、ボールペンやレポート用紙、開発者向けイベントなどでは、企業ロゴ入りのデイパックなども良く見かけます。今回は1900年代に世に出た、懐かしのノベルティを見ながら、業界の過去に思いをはせてみましょう……。(画像をクリックすると次のページへ進みます)

かつて、ノベルティの定番として一世を風靡(ふうび)した「テレホンカード」。携帯電話の普及によって、今では見かけることが少なくなりましたが、かつては多くの企業が自社や製品のイメージキャラクターとロゴを印刷した「テレカ」をノベルティとして配布していました。ここからしばらくは、そんな「ノベルティテレカ」のコレクションを見てみましょう。
これはNECのケース入りテレカセット。一時期ホビーパソコンとして人気を博した「PC-8800シリーズ」や、PC-9800シリーズとPC-8800シリーズの両方のソフトが動く変わり種マシン「PC-98DO」といった名前が並んでいます。当時のNECパソコンのイメージキャラクターは斉藤由貴さんでした。(画像をクリックすると次のページへ進みます)
写真提供:大河原克行