IBM Software Group, worldwide sales, Vice presidentのMike Borman氏は、自身の上司と自らを例に、3つの柱を説明してみせた。
再び登壇したGoyal博士は、データ部門が年5〜6%ずつの成長を遂げていると語った上で、データ部門の新製品「DB2 9.5 Viper 2」を10月31日から提供することを明らかにした。XMLデータを取り扱う際のパフォーマンスを大幅に向上させたViper 2で、競合Oracleに差をつけたい考えだ。また、Goyal博士は、「最も大きなコストはハードウェアやソフトウェアではなく、データ管理だ」と指摘、10月末からデータ管理製品「IBM Data Studio」を、まずは無料ダウンロードで提供することも発表している。
Content部門においては、「IBM Content Management 8.4」を発表。ビジネスの最適化と企業価値の創出を支援していく。また、Information部門では、Information Serverソフトウェア・プラットフォーム向けに、サポート対象となるデータソースの追加、SAP環境との大量・リアルタイムの接続強化、System zの全面対応が行われた。Goyal博士によると、「Information Serverは技術戦略的な製品」だが、「近い将来の導入のために改良を続けている」という。