PDFの表示
Mac OS XでPDFを表示するときは、PDF Kitというフレームワークを使うことができる。これは、Quartzという名前のフレームワークに含まれているので、まずこれを読み込むことになる。
OSX.require_framework 'Quartz'
pdfview = OSX::PDFView.alloc.initWithFrame(window.contentView.frame)
window.contentView.addSubview(pdfview)
url = OSX::NSURL.fileURLWithPath('/Developer/About Xcode Tools.pdf')
pdfdocument = OSX::PDFDocument.alloc.initWithURL(url)
pdfview.setDocument(pdfdocument)
PDFは、PDFViewというクラスで表示する。このビューにPDFドキュメントを指定するために、PDFDocumentというクラスが使われている。
実行すると、次のように表示されるはずだ(画像2)。表示スタイルの変更や、拡大/縮小といった操作は、コンテキストメニューから行える。PDFを見るときの標準アプリケーションである「プレビュー」と、ほぼ同じ操作ができるぞ。

RubyCocoaはムービーや画像だけでなく、Quartz Composerだって使えてしまう。では早速試してみよう。