Solarプロジェクトは11月11日、PHP 5向けのウェブアプリケーションフレームワーク「Solar」の新バージョン「Solar 1.0.0 alpha1」をリリースした。
SolarはPHP 5向けのウェブアプリケーションフレームワーク。オブジェクト指向テンプレートシステム「Savant」や、データベースのオブジェクト指向インタフェース「DB_Table」などからヒントを得たコンセプトを用い、エレガントで一貫性のある機能を提供するとしている。また、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどのセキュリティ上の問題を未然に防ぐような、安全な設計になっているという。
今回リリースされた新バージョンでは、O/Rマッピング関連のモジュールが刷新されてテーブル間の関連を認識できるようになったほか、コマンドライン向けのインタフェースが新たに提供され、ウェブアプリケーションの開発と同じ要領でコマンドラインで動作するアプリケーションを開発できるようになった。また、フィルタに関する機能も向上し、フィルタチェインシステムが導入された。