活用ポイント(1):情報を素早くインプットする
■外部リソースのインポート
MindManager Proでは、既に作成済みのWordファイルやProjectファイル、Outlookの仕事情報をインポートすることにより、すばやくマップを生成できる。
ただし、Word文書をインポートする場合は、トピックに相当する見出しにそれぞれ異なるスタイルが設定されている必要があるので覚えておいてほしい。
マップ上でふかんすることにより、線形に配列された情報では気がつかなかった抜けや漏れに気づくことができるメリットは想像以上に大きい。
この他にも、Excelなどで生成できるCSVファイル(カンマ区切りのテキストデータ)をインポートするアドイン機能もオプションとして提供されている。「CSV インポート/エクスポート」オプションの詳細情報は、こちらで参照できる。
Word文書からのインポート機能を使う場合は、プログラムウィンドウ左上の丸い「MindManagerボタン」をクリックし、メニューの「インポート」から「Microsoft Wordドキュメントのインポート」を選択する。
活用ポイント(2):情報をすばやくアウトプットする
■プレゼンテーション
MindManagerには、マップ形式でプレゼンテーションを行うプレゼンテーションモードと、マップ情報からPowerPointのスライドを自動生成するエクスポート機能が用意されている。
PowerPointエクスポートは、出力時に任意のテンプレートを選択できるので、構成とデザインのプロセスを明確に分離できるのが特徴だ。1つのリソースから、シチュエーションに合わせた適切な表現形式を選択できる。
プレゼンテーションモードへの切り替えは、「表示」メニューから、「ドキュメント ビュー」グループの中にある「プレゼンテーションモード」のアイコンをクリックする。
また、PowerPointエクスポートは、プログラムウィンドウ左上の丸い「MindManagerボタン」をクリックし、メニューの「エクスポート」から「Microsoft PowerPointへのエクスポート」を選択する。
■Wordへのエクスポート/送信
MindManagerでは、マップ上に展開されたトピックや付与されたノート情報から、ワンタッチでWord文書を生成できる。また、必要に応じて任意のトピック以下の情報を、送信機能を使い、Word文書として切り出すこともできる。
Wordへのエクスポートを行う場合は、丸い「MindManagerボタン」をクリックし、「エクスポート」メニューから、「Microsoft Wordへのエクスポート」を選択する。
また、任意のトピック以下の情報をWord文書として切り出す場合には、出力対象のトピックを右クリックし、コンテクストメニューの「送信」から「Microsoft Word」を選択する。