その他
ここまで、重要と思われる変更に注目していくつかを紹介したが、そのほかにも細かい点で多数の変更が確認できる。
まず、ロケーションバーの右側にある下向きの矢印をクリックすると、今までに表示したページの一覧が表示されるが、Beta 1ではそこにページのアイコンも表示されるようになり、ブックマークされているページにはスターも付加されるようになった。
また、アドオンの管理画面からFlashやQuickTimeなどのプラグインの管理も行えるようになったほか、ファイル形式とアプリケーションとの関連付けの設定も、以前より直感的に行えるようになった。
そのほかにも、タブのスクロール時にアニメーションが付加されたり、ダウンロードマネージャの見た目が変更されたり、ブックマークにタグを付加できるようになったりと、さまざまな改善がなされている。
まとめ
もちろん、Firefox 3 Betaはまだベータ版であり、仕事で使っているようなマシンへのインストールはおすすめできない。しかし、以前からFirefoxの動作の遅さに不満を感じていた筆者としては、アドオンが揃えばすぐにでも完全移行したい気持ちでいっぱいだ。
操作の快適さは以前のバージョンよりもはるかに向上しているため、そのためだけにでもインストールする価値があるのではないかと感じられる。
正式版の公開が非常に楽しみである。