LiquiBaseプロジェクトは11月19日、Java向けデータベース管理ライブラリ「LiquiBase」の新バージョン「LiquiBase Core 1.4.0」をリリースした。
LiquiBaseは、Java向けのデータベースの変更を管理する、データベース管理システム(DBMS)に依存しないツール。データベースに対して行われる変更を全て「change log」と呼ばれるXMLファイルに格納し、ソースコード管理システムでの管理を可能にする。同様のツールはほかにも多数あるが、複数の開発者間で変更をマージできることや、コードブランチを利用した開発が行えることなどが、LiquiBaseの特徴だとしている。各種IDE向けのプラグインが用意されているのも特徴で、これらを用いるとデータベースのリファクタリングを簡単に行うことができるという。
今回リリースされたのは、LiquiBaseの中核となるプロダクト「LiquiBase Core」。新バージョンでは、IntelliJ IDEAのプラグインを新たにサポートしたほか、DBMSのMaxDBにも対応した。また、複合外部キーを利用することも可能になった。