オラクルの思い描く「Fusion」な世界は当分やってこない(ZDNet Japanブログより)

Joe McKendrick

2007-11-27 16:20

 ソフトウェアに一夜の奇跡は起こせない。たとえそれが、世界最大のソフトウェア企業の製品であっても。

 コンサルタントであるJudith Hurwitz氏は自身のブログに、「オラクル症候群」は「ビッグバンSOA」と同じ性質のものだと書いた。「Oracleの本分は、イノベーションにはない。思い通りになるインストールベースを活用し、あるパッケージからほかのアプリケーションへデータを送出できるように、パッケージアプリケーションとビジネスプロセスコネクタを継ぎ合わせていくことが、同社の仕事なのだ」(Hurwitz氏)

 ベンダーの願いとは裏腹に、ソフトウェアの中には人気が衰えないものもあれば、ユーザーが何年も移行を考えない有名パッケージもある。したがって、Oracleの「Fusion」ミドルウェアがあらゆるソフトウェアをまとめ上げ、統合的な環境を――ひいてはSOAを――実現する日はすぐにはやって来ないと、Hurwitz氏は言う。

全文はこちら--「ZDNet.com SOAブログ」

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]