サンが「Solaris Community for Business」を発足--参加32社がSolarisの普及を促進

山下竜大(編集部) 2007年11月27日 17時19分

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 サン・マイクロシステムズは11月27日、x86版およびx64版のSolaris(Solaris on x86)の普及促進を目的としたビジネスコミュニティ「Solaris Community for Business」を発足したことを発表した。

 Solaris Community for Businessは、システム・インテグレーター(SI)や独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、独立系ハードウェアベンダー(IHV)など、Solaris on x86をビジネス用途で活用している32社で構成されるビジネスコミュニティ。Solaris on x86の利用拡大を目的としている。

32社の代表 Solaris Community for Businessには、Solaris on x86をビジネス分野で活用する32社が参加している。

 同コミュニティは、「ROI(投資利益率)の向上やTCO(総保有コスト)の削減」「堅牢性や運用継続性の強化」「強固なセキュリティの実現」の3つをポイントに、Solaris on x86の有効性を啓蒙し、高付加価値OSとしての位置づけを確立、市場シェアの拡大を目指している。

 サンの代表取締役社長、末次朝彦氏は、「Solarisは、企業システムに求められるコストや堅牢性、セキュリティの問題を解決できる高付加価値OSであるにも関わらず、その有効性についてあまり理解されていない。Solaris Community for Businessの発足により、Solarisの認知度をより一層向上させたい」と話す。

 具体的な取り組みとしては、ポータルサイトの開設や定期セミナーの開催、最新技術やユーザー事例の紹介など、多角的なプロモーションを実施すると共に、Solaris on x86ベースのシステム開発に必要なノウハウを共有することで、Solaris市場の拡大を加速させる取り組みを推進する。

 また、SIやISV、IHVなど、参加企業を広く募集していくことはもちろん、長期的にはユーザー企業や開発者、学生などもメンバーとして参加してもらうことを目指している。さらに、Sun Developer Connection(SDC)やOpen Solarisコミュニティ、各種オープンソースコミュニティなどとの連携も検討中という。

サンの末次氏 「Solarisは、高付加価値OSであるにも関わらず、その有効性についてあまり理解されていない」とサンの末次氏。

 末次氏は、「Solaris Community for Businessの活動を通じ、今後3年強でOS市場におけるSolarisのシェアを10%にしたい。また、年間で100サイト程度のユーザー事例をパートナー各社と紹介していきたい」と話している。

 2007年9月末現在、Solaris 10の登録ライセンス数は全世界で約1100万ライセンスとなっており、そのうち約3分の2がSolaris on x86という。また2007年11月22日現在、HCL(Hardware Compatibility List)に登録されているSolaris 10対応ハードウェアプラットフォームは944を数え、そのうち862がx86/x64プラットフォームとなっている。

■参加企業(50音順)

  • アシスト
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • インテル
  • ウィングアーク テクノロジーズ
  • NEC情報システムズ
  • NTTデータ
  • Goodes。
  • サイベース
  • シックス・アパート
  • シマンテック
  • 新日鉄ソリューションズ
  • セゾン情報システムズ
  • ゼンド・ジャパン
  • ティーモステクノロジック
  • 電通国際情報サービス
  • 東芝ソリューション
  • 日本AMD
  • 日本SGI
  • 日本オラクル
  • 日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
  • 日本CA ワイリー・テクノロジー・事業部
  • 日本シノプシス
  • 日本BEAシステムズ
  • 日本ユニシス
  • バックボーン・ソフトウエア
  • パナソニックソリューションテクノロジー
  • ビーエスピー
  • ビーエスピー・プリズム
  • フライトシステムコンサルティング
  • メンター・グラフィクス・ジャパン
  • ユニアデックス
  • 菱洋エレクトロ
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